院長の梅野です。
前回のブログにて周知しましたように、診療報酬の改定があり4月から費用負担が変わります。
ご負担の変更につきましてはおひとりおひとりで違うため、郵送にて文書を送らせて頂いておりますのでご確認願います。ご不明点はご連絡頂ければと思います。
今回の改定は自宅療養を推進すべく、
・地域包括ケアシステム推進のための取り組みの強化
・質の高い在宅医療・訪問看護の確保
が重点課題に挙げられ改定に反映しております。
例えば、在宅緩和ケア充実診療所加算はご自宅での看取り数やがんの緩和治療の実績を満たした場合に算定できます。
当院でも平成27年6月~平成28年2月までで47名の自宅看取りをさせて頂くなど、条件を満たしているため、4月から算定させて頂くことになりました。ご理解頂ければ幸いです。
自宅療養ではご家族の介護が非常に重要です。介護保険でのサービスを利用したとしてもとても負担は大きいです。
しかし自宅において、「点」ではない「線」での関わりをすることで、ご家族でより濃密な時間を過ごすことができ、それはかけがえのないことだと強く実感しています。
そのための体制の整備を進めております。
4月より常勤医として米山医師が勤務開始となります。
また、黒澤理学療法士も加わり、リハビリ部門も質・量ともにより緻密なケアを提供できることと思います。
地域連携においては、有床診療所である潤生堂医院との連携で機能強化型在宅療養支援診療所の届け出をしました。
他の有床診療所や病院ともより一層連携を強化し、安心して自宅で過ごして頂けるようにと思います。
さらにこれからも看護部門の強化等を行い、より一層の体制強化に尽力したいと思っています。
その中で、診療は人と人のコミュニケーションが土台であることを念頭に、クリニック一丸となって『安心』を提供しサポート致しますので、今後ともよろしくお願いします。
四街道まごころクリニック
院長 梅野 福太郎