認知症サポーター養成講座 ㏌ コープみらいえ四街道


令和元年6月19日(水)14時~15時30分、コープみらいえ四街道にて『らくらく会』の方たち向けに、認知症サポーター養成講座を開催しました。事前に25名の参加と聞いていましたが、当日はそれを超える方々よりご参加いただきました。

※ アンケートには32名の方からご回答をいただきました。

 

今回は四街道市地域包括支援センターからのご依頼で行いました。当日は、事務局として包括支援センターの照沼さん、遠藤さん、キャラバン・メイトとして特定非営利活動法人ひとあいの小島さん、まごころクリニックの大和田で行いました。

 

はじめに、包括支援センターの照沼さんから本日の流れとスタッフの紹介があり、『認知症サポーターとは』のDVDを視聴しました。皆さんとても集中して熱心にご覧いただき、このあと講演する私にとても良い緊張感を与えてくださいました。

 

私からは『認知症を理解する』というテーマで、認知症の症状(中核症状・周辺症状)や認知症の診断・治療・予防についてのお話をいたしました。テキストに沿って15ページの内容を35分間という限られた時間でお話ししましたので、途中、皆さんが退屈されていないか、話すスピードが速くなりすぎていないか、などを意識してお話ししました。きちんと内容が伝えられていましたら嬉しく思います。

 

ひとあいの小島さんはお話がとても上手で、ご自身のお母さまも認知症を発症し、介護していた経験から、お話に説得力がありました。小島さんからは認知症の方の対応として、DVDで視聴した事例(ごみ捨て)をもとにグループワークを行いました。認知症の方がゴミ出しを間違えた際、どのように対応するべきかをグループで話し合いました。認知症の方は曜日を把握することが難しく、曜日を間違えてしまうことが参加者の方には理解できず「ゴミ置き場に行くと何曜日は何のゴミと書いてあるからわかるでしょ、だからそこで気づくのではないか?」「書いてある場所がわからなければ、そこに書いてあることを伝えれば良いのではないか?」「または、案内板をわかりやすく大きくすれば良いのではないか?」とのご意見をいただきました。医療・介護従事者ではない皆さんにとって、『認知症の方が曜日の感覚がわからなくなる』ということを理解することは、容易ではないのかもしれないと感じました。

 

今回の反省点は35分の講演時間を5分程オーバーしてしまったことです。次回ご機会をいただいた際には注意していこうと思います!

 

作業療法士 大和田



実施後のアンケート結果です