平成29年度のスタート

院長の梅野です。

今年もようやく、例年よりやや遅れて桜前線の北上が話題にのぼる時節がやってまいりました。

花粉症の影響もまだあるかと思いますが体調管理には引き続き気を付けたいところですね。

 

さて、先日ご報告しましたように、平成29年3月12日(日)13:30~16:30、四街道市保健センター3階・大会議室にて、

四街道市主催の平成28年度多職種協働研修会が開催されました。

四街道市長をはじめ、医療・介護・看護・薬剤師の方など、83名の出席がありました。

 

私は、『在宅での看取りについて~それぞれの立場で知っていて欲しいこと~』というテーマで1時間ほど講演をさせていただき、在宅看取りの統計や看取りに至るまでの身体の変化、麻薬についての基礎知識、関わる上での心がまえや情報共有についてお話ししました。

 

事後のアンケート内容を拝見しまして、参考になったとのご意見が多く、特に看取り時の他職種の連携・情報共有の大切さは伝えることが出来たのではと思います。

 

一方で、看取り以外も含めて、多職種間の連携における実際の情報共有の手段や手間における不安点が垣間見える回答も一部見受けられました。

 

そういったご不安を少しでも解消するべく、顔の見える双方向性の企画として、毎月10名程度の参加者を募り当院にて勉強会を開催したいと考えています。

看取りに関わらず、アンケートでも要望のあった認知症・難病の方の支援、病院との連携、生活の自立に向けた支援、成年後見人など各種制度についてテーマ毎に取り組んでいきます。

 

少人数での会とすることで、より深いディスカッションが期待出来ますし、当方も勉強させてもらいつつ、四街道の在宅療養のベースアップに寄与できたらと思います。

 

詳しい日時等はまたおってご案内いたします。

 

 

 

四街道まごころクリニックは平成29年度より新たに4名の仲間を加え、パート勤務者も合わせて計25名でのスタートを迎えます。

 

皆の力を合わせて一丸となるべく、新年度には、

 

 □ 目標設定・達成研修

 □ リーダー研修&コーチング

 □ グループワークによるブレインストーミング

 

を予定し、個々のスキルアップを図り、組織をより強固なものにしていきたいと考えます。

 

これまでも実施してきた院内イベンド各種も予定しており、職員個々のやりがいを満たし、ワークライフバランス・地域密着型の就労体制を確立させ、仕事のしやすい、就労満足度の高いクリニックを目指します。

 

上記のことを実行するためにも5月のクリニック移転をスムーズに迎え、幸先の良いスタートを切りたいと思います。

 

新年度も皆さまには何卒ご愛顧頂ければ幸いです。

 

四街道まごころクリニック
院長 梅野 福太郎

 

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