令和2年度の事業計画発表!


院長の梅野です。

新型コロナウイルス感染症は連日、報道や各専門医師・専門機関による情報提供のとおり、引き続き予断を許さない状況です。

皆さま、今、自分ができることを地道におこなっていきましょう!!

 

さて、令和2年3月23日(月)、24日(火)の2日間、全職員を2日振り分けて、2時間、医療法人社団まごころの新年度事業計画発表会を実施しましたのでそのご報告をさせていただきます。

 

医療法人社団まごころの今年度の振り返りから現在を再認識し、これからの1年、全職員が向かう方向を共有することを目的として毎年開催しています。

 

まずは今年のテーマ ‟原理原則” について考えます。

当法人における原理原則と言えば法人理念になります。

 

「地域に暮らす皆さまが、住み慣れた環境で自分らしく生活できるよう、私たちは『安心』をお届けします!」

「本人・家族だけでなく、関わる誰にとっても負担の偏らない医療・介護・福祉サービスを、私たちはご提案します!」

「私たちは常に当事者意識・やりがいをもって価値を提供できる人になります!」

「私たちはワークライフバランスを意識し、自らの家族も大切にします!」

 

この4つの理念を普段から意識し行動することを確認しました。また4月から毎週、理念や部門目標、個人目標を確認する時間を設けることとしました。

 

行動基準として、SCSE[=Safety(安全、健康)、Courtesy(礼儀正しさ)、Service(診療などサービス)、Efficiency(効率)]をいずれも大切にし、この順番で優先順位を付けて判断することを確認しました。この行動基準は、ディズニーリゾートの行動基準(http://www.olc.co.jp/ja/tdr/profile/tdl/philosophy.html)を参考に作成しています(ディズニーだと3つ目のSがShow(ショー)です)。特に、昨年9月・10月の台風・集中豪雨のような有事の際、必ず自らで判断し、行動することが求められると思います。行動基準を普段から意識していきたいものです。

 

主任・リーダー格対象の理念経営、マネジメントの勉強会を2月から先行スタートさせており、全職員向けの原理原則勉強会も4月より毎月開催を予定しています。

 

これまで実施してきた定期的な主任―スタッフ面談も、面談シートを刷新。評価内容を言語化し、より客観的に判定し自分の立ち位置が把握できるように改編しました。

 

利用者さま・連携病院・事業所対象のアンケートも今回で3回目となりました。全体的には高評価をいただけたと思いますが、分析すると改善を要する点も見えてきました。引き続き、襟を正して、今回のアンケート結果に向き合い、法人全体の成長へと繋げたいと思います。なおアンケート結果については、質問に対する回答を付けて今年もホームページに公開致します。

 

医療法人社団まごころの近い将来の構想は、令和元年10月にハード(施設)からソフト(人財)へウエイトの舵を切ると職員に対して宣言しました。つまり、分院や施設展開をするのではなく、職員の成長に投資をするというものです。具体的には、自己研鑽に資する学会の入会費・年会費、学術大会の参加費の補助を大きく拡充します。また部門の垣根を越えてコミュニケーションの円滑化を図るための委員会やチーム活動のミーティングの積極奨励、さらにはサブスペシャリティを獲得・伸ばすための(高額・長時間を要する)セミナー等への奨励制度など、今まで以上に個人のノウハウ・スキルの強化を図り、本業への貢献はもとより、地域の医療・介護・福祉従事者に対する講演や技術指導、教育活動等にも力を入れていきたいと思います。

 

各部門からの目標発表および各チームからの今年度の振り返りと新年度の計画発表もありました。

 

後半1時間はグループワークを実施。

ズバリ、テーマは、

 『まごころのファンを増やす!!』

  • 自分たちの強みは?
  • 部門として何ができる?
  • 個人として何ができる?

KJ法にてワークを実施。アイデアを付箋に書いて模造紙に貼り、グルーピングしアイデアの整理。いくつも良いアイデアが生まれましたが、個人的に1番響いたアイデアは、

 

『ファンを作るためには、まずは自分たちが「まごころ」のファンになる!!』

 

そうですね。自分たちが働きやすい環境を作り、笑顔で質の高いサービスを提供し、いきいきと働いていたら、おのずとファンは増えていきますよね。

さらにそのためにはどうするか。ディスカッションでもいくつかアイデアが生まれましたし、これから自分たちで意見をぶつけ合って生み出していってほしいです。

 

全体が成長するような声が日々自然と生まれるような風土を築き上げたいと強く思いました。

※以下の写真は、当日のスライドの一部抜粋です。

追伸

手洗い・うがいの徹底や日常生活の制限などで閉塞感漂う今日この頃。

 『新型コロナウイルス感染症を吹き飛ばせ!プロジェクト』

と題して、法人内で企画を予定しております。

 《職員のために×地域のために》

がコンセプトで、縁ある人達が元気になればと思います。

 

医療法人社団まごころ
四街道まごころクリニック

理事長/院長 梅野 福太郎


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