これまでの感染拡大防止策の振り返りと新しい生活様式への移行


院長の梅野です。

5月25日に東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県と北海道の緊急事態宣言が解除され、4月7日に最初に出された同宣言が、約1カ月半ぶりに全面解除となりました。

 

日本での感染状況に関してはさまざまな要因が言われていますが、ひとまずは日本国民の皆さまの自粛要請に対する規範を持った行動、対応力の高さは紛れもない事実でした。

本当にお疲れさまでした。

 

まずは学校や企業活動の段階的な再開により、‟日常“を取り戻していくことが大切だと思います。(この‟日常“は恐らく従来の日常ではないかもしれません。)

 

生活や経済を円滑に回していく手順を一歩一歩踏んでいくことになるでしょう。

 

その中で新型コロナウイルス感染症の感染伝播を考えると、次の波(正確には中国からの第1波、欧州からの第2波に続いて第3波のようですが)がやってくることを想定しておく必要があります。

 

5月4日に「新しい生活様式」が発表されました。

これは日常生活を取り戻すための、日常での取り組みのことです。

これは決して「従来の生活」に戻る訳ではないと思います。

 

<厚生労働省ホームページより>

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000633287.pdf

 

一定の制約を受ける事になりますが、理解し、繰り返し実行し習慣化すれば自然に行動することができると思います。

 

不安はもちろんあると思います。

ただ、やるべきことを明確にし、しっかり実行すれば、それ以上に過度に恐れる必要はないと思います。

 

 

 

医療法人社団まごころでは、これまでに以下のような取り組みを行ってきました。

 

□利用者様・事業所様への案内配布(感染対策の情報提供・運用の改定についての連絡)

(2月21日~、4月1日~、4月8日~、4月13日~)

 

□マスク確保・職員マスク在庫チェックアンケート実施(3月17日~)

・マスク在庫の確保

・一部スタッフ各家庭への配布(布、サージカル)

 

□資材の確保(マスク以外)

・随時購入し確保

・フェイスシールド、エプロン

・ガウン作成(リハ部門中心)

 

□まごころ新型コロナウイルス感染症対策マニュアル作成(4月9日~)

 

□業務の部門別運用(4月13日~)

・全体終礼中止

・部門毎に直行直帰(16時以降退勤可)

 

□オンラインミーティング

・Zoom®にて全体ミーティング実施(4月21日、5月11日、5月19日)

・毎週火曜17:30~実施予定

・部門毎にChatworkLive®にてミーティング実施

 

□訪問看護ステーション事業所間連携

・もねの里訪問看護ステーションとの連携(4月15日~)

 

□新型コロナウイルスを吹き飛ばせ!プロジェクト第1弾・第2弾

・地元近隣飲食店からテイクアウト(全職員のご家族を含む夕食の提供)

 

□スタッフオンライン面談(主任-スタッフ)(5月実施)

・個々の現状把握(業務、家庭)

 

□マスク着用の徹底 

・マスク(サージカルマスク、布マスク)の在庫確保 

・業務中の着用必須(特に会話や食事の際に注意)

・事業所内外のマスクの使い分け

 

□距離(・時間)の確保 

・1mの距離を意識

・15分の時間を意識

 

□事業所の換気 

・1時間置きに10分間 

・気候によっては常時換気

 

□手指消毒 

・特にケア前後の徹底

・消毒剤の在庫確保

 

□接触面の消毒 

・手が触れる部位の消毒(特にドアノブやPCやスマホ画面など)

 

□施設での注意 

・施設入り口の記名時のボールペンなど

・エレベーターのボタン

 

□訪問車 

・ドアノブ

・随時換気

 

□資料の配布 

・契約書、名刺、資料の配布時の手指衛生の徹底

 

□サーベイランス 

・非接触型体温計で測定(他者測定) 

・症状の自己申告徹底

 

□就業制限の徹底

・軽微でも症状あれば休む(症状消失期間の設定)

 

□テレワーク業務の推進

 

 

 

緊急事態宣言解除の今後もこれらの新型コロナウイルス対策を継続し、利用者の皆様にとって、連携事業所にとって、そしてスタッフにとっても「安心」した訪問サービス提供を心がけていきたいと考えています。

 

医療法人社団まごころ

四街道まごころクリニック

理事長/院長 梅野 福太郎



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