『備え』あれば憂いなし


院長の梅野です。

9月1日は「防災の日」。

大正12年9月1日の関東大震災にちなんで、というのは多くの方がご存知かと思いますが、もう1つ、9月1日前後は暦の上では「二百十日」にあたり、台風の多い日・風の強い日と言われていて、「災害への『備え』を怠らないように」との戒めも込められているそうです。

今年も日本全国、至るところで防災訓練が行なわれていることかと思います。

 

さて、8月8日、四街道市みんなで地域づくりセンター主催の「みんなで災害支援を考えるつどい ~四街道市にみんなで災害支援ネットワークを!~」が開催されました。

「被災者支援制度と災害時連携の重要性について」の講演と、グループワークにて災害時に自分たちに何ができるのか、について共有しました。

 

また、8月19日には、四街道市在宅医療・介護連携支援センターの研修会として、「去年の大雨台風災害で起きたことや今年の対策」が開催されました。

Web会議システムZoomを用いて、地域包括支援センター・社協・地域の基幹病院関係者など計21名の皆さまが参加されました。

Zoom初心者の方々のご参加もあり、この人数ならではのアットホームな意見交換ができました。

地域包括支援センターのご登壇者より、去年の台風15号・19号での対応についてご発言がありました。

実は、民生委員や災害ボランティアの方々が大いに活躍されていたことについて知る機会となりました。

 

いずれの会においても、やはり普段から災害時への意識を持ち、定期的に意見交換ができる場を設けることが大変有用だと感じました。

 

医療法人社団まごころとしても、改めて災害対策の現状確認と準備、被災時のシミュレーションを行ないたいと思います。

 

災害対策物品の確認

災害時の緊急連絡網の運用の確認

災害時の出勤について

災害時の業務内容(安否確認優先)

 

災害が発生した際は連絡ツールChatworkにて、まずはスタッフとご家族の安否を迅速に確認します。

そして部門ごとに個々の行動を指示決定します。

次に、出勤できた者で臨時ミーティングを実施し、役割分担を実施します。

利用者さまの安否確認を優先し、その後、通常訪問業務を実行します。

出勤できず自宅待機したスタッフも、可能な限り割り当てられたリモート業務に着手します。

 

災害時に最も大切なことは、

 

「まずは自分および家族の安全を守る」

 

ことかと思います。

これは、当法人の行動基準の最優先事項でもあります。

その上で、スタッフから利用者さま、連携事業所の皆さまと範囲を広げて、その安否確認を行なっていくことを徹底したいと思います。

 

9月のまごころ在宅連携会でも災害関連のテーマを取り上げます。ぜひ地域の皆さまと一緒に、"備え"る機会としたいと思っています。

 

医療法人社団まごころ
四街道まごころクリニック
理事長/院長 梅野 福太郎

 

四街道市防災ハザードマップ
四街道市防災ハザードマップ

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