こんにちは。事務長の大西です。
先週までの梅雨空と打って変わって、ここ数日は真夏のような暑さとなりました。
梅雨明けまでもう少し。いよいよ夏到来も間近です。
さて、夏になると注意しなければならないのは、『熱中症』ですが、
一部報道もされていますように、今年取り沙汰されているのが、『室内熱中症』というワードです。
熱中症と聞くと、なるべく外の暑い時間には外出を控え、比較的涼しい時間に外出をしたり、帽子をかぶる、水分を摂る、など、対策も浸透してきていますが、意外に忘れがちなのが、室内での対策です。
震災以降、できるだけ電気を大切にしよう、ということで、日本中で節電に取り組んできました。
そのため、自然と室内の冷房はなるべく使わずに、薄着をするなどして過ごそうとする人も増えてまいりました。
限りある資源ですので、そういった取り組みはとても大切だと思います。
しかし過度に意識をしすぎてしまい、健康を損ねてしまっては、元も子もありません。
特に療養中でいらっしゃる方々にとっては命取りになりかねません。
日中は、ご自身やご家族、介護される方がエアコンの温度管理や扇風機の強弱など、調整をしやすいですが、夜間は注意が必要です。これから熱帯夜となる日も段々と多くなってきます。
ちょっともったいないと思ってしまいがちですが、適度な温度、適度な風量で、エアコンや扇風機をつけたままで寝ることも、その日の暑さの度合によっては必要になってきます。
そして、やはり水分はこまめに補給しましょう。
過去のブログに脱水についての院長の記述がありますので、ご参照ください。
四街道まごころクリニック
事務長 大西 肇