新しいリハスタッフよりひとこと

4月に入職しました、理学療法士の黒澤です。

初めに自己紹介としまして、私の経歴を少しお話しします。

 

大学を卒業後、北海道のとても小さな旅館で2年間、「受付・料理・接客・掃除等々」の仕事をしていました。

北海道で働いた後は地元・茨城に戻り、成田空港の貨物地区で働きました。

そのときに、「もっと人と接する仕事をしたい」と考え、理学療法士の道へ進むこととしました。

 

31歳で資格取得し、埼玉の病院で4年間働いた後、千葉県内の介護老人保健施設で約6年間訪問リハビリに従事してきました。このたびご縁がありまして、四街道まごころクリニックでお世話になることとなりました。

 

今まで訪問リハビリをしていて私が感じた事、それは・・・

 

 

「訪問リハビリを通して行う支援は利用者さまだけに限ったことではない」

 

 

ということです。

 

利用者さまの生活を良くするには、“関節が動くようになること”や“筋力がつくこと”などのリハビリで得られる効果は、必要な条件ではあるものの十分な条件ではありません。何よりも必要となるのは、『ご家族の支え』です。

 

訪問していると、無理な介助をして腰を痛めているご家族、介護の悩みを誰にも話せず精神的に落ち込んでいるご家族をよく見かけます。介護するご家族の心身が病んでしまうと、介護される利用者さまにも良い影響を与えません。

 

そのため、ご家族へ向けての適切な介助方法の指導やご家族の健康面の把握も行う必要があると考えています。また、リハビリ中に介護の悩みを聞いたり何気ない世間話をしたりすることでご家族のストレスを軽減することも大切だと考えています。

 

訪問リハビリでの約40分間、利用者さまだけではなく、ご家族のみなさんともしっかりと向き合いますので、介護の悩みでも世間話でも、何でも話して頂ければ幸いです。

 

 

四街道まごころクリニック

理学療法士 黒澤 亮