まごころ訪問看護ステーション新規開設!

医療法人社団まごころの待望の2事業所目、『まごころ訪問看護ステーション』が2017年6月1日にオープンいたしました!!

昨年11月より四街道まごころクリニック(みなし指定介護保険事業所)にて、24時間365日の訪問看護を提供してまいりましたが、満を持して指定訪問看護ステーションとして、リニューアルしました!

 

訪問看護ステーション化したことによるこれまでとの主な違いは以下のとおりです。

 

1.他の医療機関の医師を主治医としている利用者さまからの訪問看護依頼が受けやすくなります。

→ これまでは他院受診からひと月以内の訪問看護指示(診療情報提供書による指示)を受けた上での訪問看護しか行えませんでしたが、訪問看護ステーションへは訪問看護指示期間が最長6ヶ月となりますので、利用者さま・ご家族さまの通院および費用負担の軽減、主治医の先生の事務負担の軽減につながります。

→ 医療保険における訪問看護について、急性増悪・終末期・退院直後等で週4回以上の頻回訪問を必要とする方の場合、他院主治医の場合は(診療情報提供書による指示のため)特別訪問看護指示書が発行できませんでした。訪問看護ステーションへは通常時に訪問看護指示書による訪問看護指示をいただくため、他院主治医の先生が必要と判断した場合、特別訪問看護指示書の発行が可能です。(当院主治医の方はこれまでどおり当院医師による特別訪問看護指示による頻回訪問が可能です。)

 

 2.訪問リハビリテーションのご依頼も受けやすくなり、医療保険によるリハビリテーションの提供も可能になります。

→ これまで「訪問リハビリテーション」として提供していましたが、訪問看護ステーションに移行することで、「理学療法士または作業療法士が提供する訪問看護」という位置づけになるため、これまでは他院主治医の場合、診療情報提供書による情報提供(訪問リハビリ指示)でしたが、今後は上述の訪問看護指示書に統一されます。

→ クリニックの訪問リハビリテーションでは基本的に介護保険のサービスしか提供できませんでしたが、訪問看護ステーションでは上述のとおり「理学療法士または作業療法士が提供する訪問看護」という位置づけになるため、厚生労働大臣が定める疾患及び状態(末期の悪性腫瘍・多発性硬化症・筋萎縮性側索硬化症・パーキンソン病関連疾患・人工呼吸器を使用している状態及び急性増悪期の場合等)においては、医療保険を用いてリハビリテーションを提供することができます。つまり、介護保険の単位上限に影響されることなく、必要なリハビリテーションを受けることができます。

→ 訪問看護ステーションへ移行しますが、リハビリスタッフは変わらず同じ顔ぶれでサービスを提供させていただきますので、どうかご安心いただけたらと思います。

 

複雑な制度となっているため、少しわかりにくいことと思います。(私どもも理解に時間がかかりました。)

利用者さま・ご家族さま・主治医の先生/医療機関のご担当者さま・ケアマネジャーさまにおかれましても、当初は困惑されるかもしれません。必要とあれば、事務スタッフより何度でもご説明させていただきますので、ご不明な点等がございましたら、遠慮なくお問い合わせいただけたらと思います。

 

まごころ訪問看護ステーション開設に伴い、ホームページもリニューアルしました!

新たに「まごころ訪問看護ステーション」のロゴも完成し、併せて「医療法人社団まごころ」のロゴも新設しました。

ロゴに込めた思いはまた次回のまごころブログでご説明させていただきます。

 

スタッフ一同、気持ち新たに訪問看護・リハビリテーションを提供してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

四街道まごころクリニック
事務長 大西 肇

 

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