働き方改革とまごころのワークライフバランス


こんにちは、事務長の大西です。

2019年がスタートし、心機一転、新たな目標も立てたところではありますが、気づけばもうその1/12が過ぎてしまいました。

 

ご存じのとおり、インフルエンザが猛威を振るっております。

まさに今がピークとなっており、患者さま・利用者さま、そのご家族はもとより、まごころスタッフも数名が罹患し、それぞれ1週間程度の休養を余儀なくされました。また、子供を持つスタッフも多いことから、子供が罹患し、その看病のためお休みを頂戴せざるを得ないスタッフもおります。

残されたスタッフは協力して訪問スケジュールを調整し、いつもどおりの診療・看護・リハビリ体制を維持しております。ご調整に協力をいただきました患者さま・利用者さま・連携事業所の皆さまには心より感謝申し上げます。

また、手前味噌ながら、スタッフの頑張りには心から敬意を表し、あらためて皆のプロ意識の高さも実感いたしました。

まだまだ予断を許さぬ状況ではございますが、手洗い・うがい・湿度管理・栄養管理・マスク着用等、個々にできる対策をとって、それぞれが感染拡大の防止に努めてまいりましょう!

 

さて、前置きが長くなりましたが、最近、テレビや新聞などでも『働き方改革関連法案』云々といったことを目や耳にすることがあるかと思います。少し以前からは『ワークライフバランス』という言葉も叫ばれ、むしろ今では職場においてワークライフバランスが整っていることは当たり前と言っても良いほど、一般化した言葉となっています。

まごころにおいても、法人理念に『ワークライフバランス』という言葉があります。

 

私たちにとって、必要とされご自宅で診療をし、看護をし、リハビリテーションをし、地域の皆さまのために尽力すること、結果として安心して地域で暮らしていただくこと、これは使命としてとても大切に思っております。

 

一方では、自分自身を顧みて、自分のごくごく近くにいる父母、夫・妻・恋人、子供、祖父母、兄弟姉妹、親戚、友人も大切に思ってもらいたいものです。

やはり自分自身の環境の充実がなくては、行き届いたサービスの提供というのはむずかしいのではないでしょうか。

 

『働き方改革』の中には、過度な長時間労働の抑制、有給休暇取得の一部義務化が含まれます。

まごころでは、法で規制されるほどの残業、有給休暇未取得はありません。ですが、胸を張ってできているかと問われますと、まだまだ十分ではないのかもしれません。

このような国の政策をきっかけとして、法人内を見直し、さらに適切な業務環境を構築できるよう努めていこうと、事務方として改めて襟を正す所存です。

 

最後に、まごころでのワークライフバランスへの取り組みの一部をご紹介します。

 

①中抜け勤務

勤務時間内の中抜けを許可しています。子供の学校の行事等、短時間だけ勤務を離れたい、というような状況があります。半日単位で有給休暇の取得をすることもできますが、半日取得するまででもなく、有給休暇は別の機会にとっておきたいという要望からそのようにしています。

 

②勤務希望

まごころでは、同行看護・訪問看護・リハビリ・事務と大きく4部門ありますが、各部門の長がスタッフの勤務を調整しています。

今のところ、学校行事・ご家族の体調不良等によるお休みの希望は最大限考慮して部門長が勤務表を作成しています。

 

③育児休暇・介護休暇/介護時短

これまで2名の育児休暇取得者の実績があります。また、最近では親御さんの介護という課題を抱えたスタッフもおり、介護休暇/時短の取得実績も1名あります。今後こういった制度の活用も増えてくるのではないかと思います。

 

少々長くなりましたが、まごころにとってのワークライフバランスのご紹介でした。

今月もどうぞよろしくお願いいたします。

 

四街道まごころクリニック

まごころ訪問看護ステーション

事務長 大西 肇


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