四街道市で生まれ育ち、私の「ふるさと」は四街道市です。
6月のまごころブログはそんな私、在宅医療ソーシャルワーカーの作田が担当いたします。
今回は初めてふるさと納税にチャレンジしたお話です。
総務省の「ふるさと納税に関する現況調査結果」によると、令和5年度のふるさと納税受入件数は約5,895万件、受け入れ額は約1兆1,175億円。同じく総務省「令和5年度 市町村税課税状況等の調」によると、ふるさと納税を利用している人の割合は、納税義務者数(約6,017万人)に対してわずか16.6%です。意外にも数字で見ると、ふるさと納税を活用している人は少数派のようです。
今回、初めてふるさと納税にチャレンジする私が選んだのは、地域の特産品ではなく、四街道市庁舎に「寄附銘板(きふめいばん)」を設置するプロジェクトでした。これは、寄付者の名前を庁舎に刻むことで、まちへの想いを形として残すことができる仕組みです。
- 「四街道市を応援したい」
- 「まちづくりに貢献したい」
そんな気持ちをこの銘板に込めました。
もちろん、おいしい返礼品も魅力的ですが、それ以上に、「地域への想いを形にする」ことができるこのプロジェクトに心惹かれて参加しました。
しかし、初めてのふるさと納税では、ひとつ失敗もありました。
それは、「ワンストップ特例制度」を申請していたにもかかわらず、確定申告をしてしまったことです。
ワンストップ特例制度とは、確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる便利な仕組みですが、私は確定申告を行ってしまい、その際に寄付金控除を記載しなかったため、制度が適用されませんでした。
新しいことにチャレンジすると、思いがけず“失敗という学び”を得ることがありますね。慣れない制度は、やっぱり難しい…と実感しました。
もし、皆さんの中にも「四街道市を応援したい」と思われる方がいらっしゃいましたら、ぜひ市の公式ページをご覧ください。市庁舎には銘板が設置されており、タイミングによっては、啓発週間に合わせてライトアップされている様子も見ることができます。
https://www.city.yotsukaido.chiba.jp/smph/miryoku/hurusato/furusato_kifu_henrei.html
地域への愛着を形にできる「ふるさと納税」。その方法は特産品だけではありません。
地域密着、地域貢献。さまざまな形が、私たちの未来や夢につながっていると感じた今回の体験でした。
四街道まごころクリニック
在宅医療ソーシャルワーカー 作田