４周年を前に・・・院長談話

院長の梅野です。

 

四街道まごころクリニックは平成24年10月の開院から来月で4周年を迎えます。

振り返りますと、1年半前の平成27年1月時点ではたった3名のスタッフでしたが、今月、平成28年9月時点で11名と仲間も増えたことにとても感慨深く感じております。

 

折をみてお伝えしていますように、当クリニックでは引き続き職員募集をしています。

 

現在も各職種の採用を進めており、さらに『訪問看護部門』を立ち上げるべく準備を開始しております。状況はまた随時ご報告いたしますが、引き続き、各連携機関の皆さまにはご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

さて、皆さまは『感情労働』という言葉をご存知でしょうか。

 

「人相手」の仕事に就く人の多くが、決められた感情の管理を求められ、こうした規範的な感情を商品価値として提供する仕事を『感情労働』といいます。

 

「肉体労働」や「頭脳労働」と並んで、近年注目されてきた新しい概念です。

 

特に医療・看護分野においては、お困りの方と接するにあたり、どうしても負の側面に触れ、それを解消、または受容するよう支える役目があります。

 

さらには時として人の死に直面し、またその傍にいらっしゃるご家族の方々をサポートすることも少なくありません。

 

そうした中で、皆さまに少しでも笑顔でいていただき、状況によって揺らぐ「感情」に適切に対応するため、接する我々は「感情」を整えておくことが大切だと思います。

 

「感情」を整えておくために何が必要でしょうか。

 

私はまず、我々医療・看護スタッフ自身の生活基盤や労働環境の安定が大切であると考え、クリニックにおけるスタッフの就業条件や就業環境の向上には最大限努めていきたいと考えております。

 

今後も自宅で過ごしたいという方を、我々「まごころ」スタッフ全員があらゆる側面から応援できるよう、より一層の環境整備を図っていきたいと思っています。

 

 

四街道まごころクリニック

院長　梅野　福太郎