作業療法士が「自治会役員」を1年やって得た、臨床では手に入らない“地域を診る目”。


こんにちは。リハビリを担当している作業療法士の庄司です。

 

昨年度、私は地元の自治会役員と連合会の理事を務めました。正直にお話しすると、始める前は「自治会の役員なんて面倒なことが多そうだし、お祭りの準備も大変そう……人間関係も“裏ボス”みたいな人がいて苦労するんじゃ?」なんて、ネガティブなイメージを持っていたんです(笑)。ところが、当番で仕方なく始めてみたところ、意外な発見がたくさんありました。

 

活動を通じて見えてきたのは、自治会が地域の健康作りや認知症予防に、実はとても大きな貢献をしているということです。

 

私の地元の自治会は、会員の7割が高齢者です。「貯筋体操」や「100歳まで元気体操」など、集まりの場はありますが、どうしても内容は全体向け。一部の方からは「参加しても腰痛や坐骨神経痛が治らないから、行くのをやめた」という声も聞こえてきました。

 

「この方々に、リハビリの専門知識を活かした『個別性のある体操』を届けることができれば、もっと元気な人を増やせるはず!」

 

そう強く感じた瞬間でした。また、市役所での認知症講座では「認知症は怠けではなく、病気だからなるのですね」という感想をいただき、誤解を解くお手伝いができたことが本当に嬉しかったです。 

 

現在、多くの自治会で高齢化が進み、活動の縮小や未加入者の増加という課題に直面しています。自治会側から新しい企画を立ち上げるのは、現実的には難しい状況です。

 

だからこそ、私たち「まごころ」の出番ではないかと考えています。

行政や地域包括と連携し、私たちが地域へ出向いて教室を開く。そこから各自治体へと「一人ひとりに寄り添った体操」の輪が広がっていけば、地域全体をもっと元気にできるはず。そんな未来を目指して、今年度も邁進していきたいと思います!

医療法人社団まごころ

リハビリテーション部門

作業療法士 庄司  


コメント: 2
  • #2

    庄司 (木曜日, 16 4月 2026 12:19)

    コメントありがとうございます。85歳でも輪番だから・・・は大変なことです。ですが、知恵と知識と情報とネットワークは高齢の方の方がおありなので、お力添えいただきたいです。実働は若い人や私どものような立場の者が行政や地域包括と連携して行っていけるように自治会を変えていきたいと思っています。

  • #1

    飛田 周彬 (木曜日, 16 4月 2026 01:15)

    私も今の自治会の在り方には疑問を感じ、退会した一人です。85歳になっても輪番だから役員をやれと言う考え方を変えないといけない。