身近な存在になるために地域へ


空が澄み清々しい秋を感じる頃となりました。今回のブログは管理栄養士の伊藤が担当させていただきます。

 

皆さまはお食事で困った際にどなたに相談していますか?

ご家族?知人?かかりつけ医?内容にもよるかと思いますが、「管理栄養士に相談しています!」という方は少ないかと思います。

現在、在宅療養中で食事や栄養面の困りごとがある方に対し、訪問栄養相談を行なっていますが、まだまだこの制度をご存知ない方も多くいらっしゃいます。そこで、9月19日に行われた四街道市の主任ケアマネジャー連絡会の会議に参加させていただく機会がありました。

当日は、当院の訪問診療についてソーシャルワーカーが、訪問リハビリについて理学療法士がご紹介し、私は訪問栄養食事指導についてお話をいたしました。実際の訪問の様子や具体的な対象者、栄養相談の内容、依頼の流れや料金について等お伝えいたしましたが、参加されていたケアマネジャーの方から質問もあり、興味を持っていただく良い機会になりました。

 

『口腔と栄養のお話』の講和の様子

 

また以前、私が参加したある研修会では、「管理栄養士は地域の方にとっては、身近な存在ではない」、「地域に出ていかなければならない」というお話がありました。当院にはチーム『まちまご』があり、四街道・千葉の『地域』に向けた取り組みを行なっており、私も所属しています。(詳しくはチーム『まちまご』のページをご参照ください。)

 

今まで、体操教室の講師等の活動を行なっていましたが、令和4年度より言語聴覚士と一緒に『口腔と栄養のお話』という内容で講話を担当させていただいております。"元気でいるために、体を動かすことが大切" という事は多くの方が感じていらっしゃいます。しかし、体を動かすためにはどんな食事が必要か?その食事をしっかり食べることができるお口か?ということは忘れがちで、しかしどれも必要不可欠です。講話を聴かれた参加者の皆さまにはとても好評いただき、今年度も継続してご依頼いただいております。

 

今後も、地域の皆さまと関わり、食事に困ったら管理栄養士さんに相談しよう!という環境になっていけたらと思っています。 

管理栄養士 伊藤 


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