この夏の暑さとクリニックの1年の実績

 

 こんにちは、事務長の大西です。今日から8月―夏真っ盛りです。

 今年はとても短い梅雨の影響もあるのでしょうか、晴れて気温の高い日が続いていますね。5年ぶりに40℃を超える暑さを記録した地域もありました。

 まだまだこの先も暑さは続きそうです。しきりにニュースでも『熱中症』への注意喚起がなされています。このたび消防庁の発表した平成30年6月の熱中症による救急搬送状況(http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h30/07/300731_houdou_1.pdf)によりますと、熱中症で救急搬送された方は、昨年に比べて全国で1.5倍、千葉県に限ると1.85倍に増えているそうです。熱中症予防については、私どもも訪問の際にご利用者さまへお伝えさせていただいているかと思いますが、厚生労働省でもリーフレットを作成してくれています(最下部に添付しています)。熱中症予防の方法と共に、もし熱中症が疑われる利用者さま・ご家族さまを見かけましたら、その応急処置についてもリーフレットに記載されていますので、ご参考にしていただき、異変を感じましたら速やかに主治医あるいは訪問看護師までご連絡いただけたらと思います。

 

 話は変わりまして、在宅医療を行っている医療機関では、毎年7月に1年間の統計データを国に提出します。その一部をご参考までにご紹介します。

 

◎平成29年7月1日~平成30年6月30日に在宅療養を担当した患者について

 合計診療患者数:374人

 死亡患者数:92人

  うち、医療機関以外(自宅・入所施設等)での死亡者数:59人

  うち、医療機関(病院等)での死亡者数:33人

 訪問診療回数:3,668回

 往診回数:587回

 

 ここ3年の数値をグラフ化してみました。それぞれやや右肩上がりではありますが、極端に増えていることもなく、安定的に推移しています。

 

 私たちはご利用者さまが最期を迎えられる場所にこだわりはありません。ご本人と介護者であるご家族の意向を尊重し、医療者の立場から冷静に状況を判断し、ご自宅で最期まで過ごすことができる場合もあれば、自宅と入院を併用しながら結果的に最期を病院で迎えられる場合もあります。私たちは、少なくともご自宅にいる間はご本人もご家族も『安心』して生活を送ることができるよう、しっかりと支えていきたいと考えています。

 

 最後に、クリニック・訪問看護ステーション共にお盆の時期を含めて平常どおりの時間で営業しております。24時間体制も変わりませんので、何かあった際にはいつでもご連絡ください。ただし、8月、9月は一部スタッフが交替でお休みをいただく場合もあり、若干、訪問日程のご相談をさせていただくこともあろうかと思いますが、ご了承の程、お願い申し上げます。

 

四街道まごころクリニック

まごころ訪問看護ステーション

事務長 大西 肇



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