娘ふたりの成長に学ぶ


暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いています。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今月のブログは、同行看護師の佐々木が担当させていただきます。

 

私にはふたりの娘がいます(小6・小3)。今回は子育てで私自身が大切にしていることについて少しお話をしたいと思います。

 

皆さまのお子さんたちは、兄弟・姉妹で顔、性格は似ていますか?

全然違~う!という方も多いのではないでしょうか。

私の娘たちも、性格が全く違います。

 

長女は、家にいるのが大好きでほとんどの時間を家で過ごしています。甘えることが苦手で本音を言うのも苦手。自分の世界観があり、黙々と好きなことをやり続ける。フィギュア集めやアニメが大好きで語りだしたら永遠に語っています。おしゃれには全く興味がなく、何に対しても焦ることなくマイペース。

次女はというと、交友関係が広く世渡り上手。とにかく外でお友達と遊ぶことが大好きで、学校から帰宅後は常に誰かと遊んでいます。オシャレが大好きで、現在メイクにはまり中。私よりもメイクが上手!そしてなんと言っても甘え上手!!欲しい物がある時や何かをしてもらいたい時には「ママ~♡」と近づいてくる(笑)

 

同じ環境で育ったのにこんなにも性格が違うのか・・・

時々、足して2で割るとちょうどいいのにと思うこともあります。

 

ある時長女がこんなことを言ってきました。

 「Nちゃん、○中(公立中学校)行きたくないんだよね~」

理由を聞いてもただ行きたくないとのこと。

母困る。行きたくないと言われてもな。

 「○中に行きたくないのなら、どうする?私立の中学もあるけど」

 「うん!私立にする!」

 「それならまずどんな学校があるか調べて、私立に行くなら塾に行って勉強しないといけないかもよ?」

 「いいよ!行く♪」

こんな会話からスタートした中学受験。とは言ってもすでに小学5年生になる春。

 

何カ所か塾の見学や電話での問い合わせをしましたが、ほとんどの塾から

 「お母さん今からでは中学受験はもう遅いですよ!」

と言われました。

そんな時、

 「今からでも頑張れますよ!本人がやりたいと思う気持ちが大切です!私たちも精一杯お手伝いします」

とおっしゃってくれた先生がおり、その塾に通うことになりました。

受験勉強の日々は山あり谷ありで、子供のモチベーションを維持することに一番苦労をしました。自分で決めたこととはいえ、まだまだ子供。ゲームで遊びたいし、勉強をやりたくない日もあるのは当たり前。ただ、私から「勉強しなさい!」と言わないように心掛け、本人自身でオンオフが切り替えられるような声掛けをしていきました。

最終的には、第一志望ではないものの無事合格することができました。

そして・・・

受験勉強の大変さを間近で見ていた次女はきっと中学受験なんてやらないと言うだろうなと勝手に思っていましたが、なんと中学受験をしたいそうです(笑)母はまだまだ働かねば・・・💦

子育てで大切なことはたくさんありますが、私が大事にしていることは『自己肯定感を育てること』です。自己肯定感と言うと難しく感じてしまいますが、簡単に言えば『子供を否定しないこと』を心がけています。

私自身がそうですが、プラスのイメージを持つことができれば難しいことにも挑戦していこうと思えるし、自分の可能性を信じることもできます。そして何よりも自分を大切にし、自分を好きになってもらいたいと思っています。

 

最後に・・・

長女には最近嫌がられていますが、これからも毎日子供をハグし、どんな時も私自身が子供の一番の理解者でありたいと思っています。

同行看護師 佐々木


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