新たな仲間、医療ソーシャルワーカーの入職


こんにちは、事務長の大西です。

コロナの第7波もだいぶ下火となりつつも、まだ完全なる収束宣言は出されぬまま、季節は秋へと移ってまいりました。

街を歩いていると、金木犀の香りも漂い、秋を実感させてくれます。

 

さて、タイトルにあるように、9月よりまごころに新しい仲間が加わりました。

その名も『医療ソーシャルワーカー』(MSW)と呼ばれる職種です。資格としては「社会福祉士」という国家資格で、仕事の内容からは「生活相談員」とも呼ばれたりします。

最近では病院に入院した際に、入院時のさまざまな手続きから退院後の療養先の調整など、患者さまのそばでさまざまな相談にのってくれる心強い存在として活躍している職種です。

 

当院のような在宅医療の診療所では、そのような病院から退院の際に、在宅療養を希望される患者さまのご相談をいただき、これまでは主に看護師がお話を伺い、各種の調整をし、在宅医療の導入からその後のご相談まで一手に引き受けてきました。

コロナ禍となり、やはり入院ではなく自宅で療養をしたい、というニーズがさらに高まったことから、日々たくさんのご相談を頂戴します。

新規のご相談をお受けして、導入したらお役御免、とはならず、やはり在宅医療を導入した後も患者さま、ご家族さま、担当ケアマネジャーさんなどから、在宅療養中の種々のご相談があります。

そこで、心強いパートナーとして、医療ソーシャルワーカーを求めていたところ、病院での経験豊富な社会福祉士が名乗りをあげてくれました!

 

入職して1ヶ月、とてもアクティブに電話口での対応から、実際に患者さま宅にお伺いしたり、退院前に病院にお伺いしたり、看護師とコンビを組んで活動をはじめました。

きっと皆さまにもじきにお目にかかることとなると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

またの機会にこのまごころブログにも登場し、本人の口から自己紹介をさせていただくこととなると思いますので、私からはこの辺りにしておきたいと思います。

 

これでまごころでは、医師・看護師・訪問看護師・セラピスト(PT/OT/ST)・管理栄養士・事務に続く7つ目の職種となり、院内多職種の輪が広がりました。

さまざまな職種が力を合わせて、地域のひとりひとりの患者さまを支えていけたらと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

事務長 大西 肇

 


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