新春のご挨拶2026


 新春のお慶びを申し上げます。

 旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

 

 多くの利用者さま、ご家族、そして関係者の皆さまに支えられ、2025年を無事に終え、2026年を迎えることができました。心より感謝申し上げます。本年も変わらぬご支援、ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

 年末には多くのお歳暮を頂戴し、厚く御礼申し上げます。

 当法人では、感謝の気持ちをお伝えするとともに、日頃より当院の「まごころ」を感じていただけたらとの思いから、オリジナルのトートバッグを製作しお届けしております。

 このトートバッグは、先日開催された地域の多職種連携会「まごころ在宅連携会」第100回記念大会を祝して製作したものです。日々の業務や日常生活の中で、ご活用いただけましたら幸いです。 

1.組織運営と生産性向上の取り組み

 当法人では毎年3月に、全スタッフ参加による事業計画発表会を実施しています。各部門がMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)と行動基準を明確にし、日々の行動指針とすることを目的としています。

 2025年3月の発表会では、「利用者さまとの時間(訪問時間)を最大化し、間接業務を最小化する」ことをテーマに、【生産性向上】の取り組みとして発表形式を刷新しました。

 事前に各部門が作成した発表動画を視聴し、当日はグループワークに特化するスタイルへ変更しています。動画による学習は、繰り返し学べる教育コンテンツとして、今後の法人の成長を支える重要な基盤になると考えています。

 また、Googleサイトを活用したスタッフ向け情報基盤「まごころサイト」を立ち上げ、就業規則や各種マニュアルを集約しました。常に内容をアップデートしながら、ルールの理解と情報共有の徹底を図ってまいります。

 

2.2025年の重点テーマ

 2025年は、以下の3点をサブテーマとして取り組んでまいりました。

  • 医療・介護の連携(特に施設との連携)

在宅医療の基本は自宅療養の支援ですが、超高齢社会の進行に伴い、独居や老老介護など、在宅での生活継続が難しいケースも増えています。
関係者間で丁寧に対話を重ね、ご本人の意思を尊重しながら、特別養護老人ホームやナーシングホーム型施設などへ適切につなぐ体制を強化してきました。
また病診連携では、肋骨骨折に伴う自宅での急性期疼痛管理の即日対応や、慢性腎不全で血液透析を行っている方の自宅看取りなど、難度の高いケースにも関わることができました。
病院から在宅へ移行する際に抱きやすい「見放された」という不安を和らげ、安心して療養生活をイメージしていただくことを大切にしています。

  •  ACP(人生会議)の普及・啓発・実践

国の調査(2022年)では、一般国民におけるACPの認知度は5.9%にとどまっています。

当法人では、多職種連携を通じた情報共有に加え、市民向けの認知症啓発講座や民生委員向けの講話、地域連携会などを通じて、ACPの普及・啓発に取り組んできました。

  • 栄養・摂食嚥下支援の強化

2024年6月より管理栄養士が常勤となり、訪問診療への同行や個別の栄養指導を積極的に行っています。
部門横断チーム「もぐまご」により簡易栄養状態評価表(MNA-SF)を用いた定期的なフォローを実施することで、早期の栄養士介入とスタッフ全体の意識向上を図っています。

 

3.地域づくりと2026年の展望

 高齢者を含む単身世帯への支援として、「身寄りのない高齢者等支援・地域づくり交流会」を、7月30日(水)、11月21日(金)の2回にわたって四街道市総合福祉センターにて開催しました。

 一般論にとどまらず、四街道市における現状を共有できたことは大きな成果であり、2026年はさらに支援体制の構築にも踏み込み、定期開催を予定しています。

 また、四街道市の「健康まちづくり」にも引き続き携わってまいります。

 千葉大学・岩渕薬品株式会社・四街道市の三者による共同研究協定のもと、行政、企業、NPO、市民など多様な主体が連携し、分野横断的な社会課題解決を進めています。

 年明けには、鈴木 陽介 四街道市長も参加予定の市民参加型講座が開催され、私も座長として参加する予定です。

 

【健康まちづくりシンポジウム(第2弾)】

日時:令和8年1月22日(木)14:30~

会場:南部総合福祉センター「わろうべの里」1階 わろうびんぐホール

対象:健康まちづくりに関心のある個人・団体・企業の皆さま

申込:https://forms.office.com/r/5j8UAVqXVr

 

 さらに2026年は、以下の大会を控えています。

【NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク
 第5回全国の集い in 佐倉 2026】

副大会長を拝命し、微力ながら運営に携わる予定です。

テーマ:地域共生って、なに?~人と、まちと、音楽と~

大会長:三嶋 泰之 先生(医療法人社団佐倉の風 理事長)

会期:2026年9月21日(月・祝)~22日(火・祝)

会場:ウィシュトンホテル・ユーカリ(千葉県佐倉市)

 

【第14回 千葉緩和医療学会学術大会】

日時:2026年2月14日(土)

 大会長として、「非がんの緩和ケア~病院から暮らしの場へ広がる緩和ケア~」をテーマに開催予定です。

 現在、関係者を含め約120名の方に参加登録をいただいております。本学会が、患者さま・ご家族・地域、そして医療と暮らしをつなぐ議論のハブとなることを願い、引き続き準備を進めてまいります。

申込:https://bit.ly/chiba_kanwa14

 

結びに

 在宅医療を取り巻く環境は、2026年診療報酬改定や物価高騰、賃上げへの対応など、多くの課題を抱えています。

 しかし、どのような状況にあっても、持続可能な組織運営を追求し、地域に必要とされる医療・ケアを提供し続けることが、私たちの使命です。

 本年も引き続き、ご指導・ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2026年元旦

 

医療法人社団まごころ 四街道まごころクリニック

理事長/院長 梅野 福太郎


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